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スローカーコンサート感想など [The Brass]

まだ昨夜の感動がさめやらないまれっとでございます。
コンサートのプログラムは下記の7曲でした。

アントニオ・ロゼッティー:ホルンとトロンボーンのための協奏曲
シュテファン・シュレック:トロンボーン・ソナタ「天使ガブリエルの嘆き」
ポール・デュカス:ヴィラネル へ長調(Hr.&Pf.)

ジャン=フランソワ・ミッシェル:バーレスク(トリオ)
W.ヴァーゲンホイザー:聴衆のテーマによる即興演奏(Pf.)
W.ヴァーゲンホイザー:魅惑の日本(トリオ)
G.ビゼー(モーティマー編):カルメン・ファアンタジー

まずは娘のゾラさん、美しい!
ハイトーンが強い!スタミナもある!そして音楽的!もういう事なしですね。
たしかホルンはヴラトコヴィチに習った記憶ですが
音楽の基本線はやはり父譲りでした。

ピアノのヴァーゲンホイザーはスローカーのCDでよく聞いていましたが
邪魔をしない伴奏でとても音楽的な演奏でした。
「聴衆のテーマ…」は会場のお客さんからXマスにちなんだ曲名を聞き
そのメロディーを元に5分くらいの即興をしました。

スローカーのソロ「天使ガブリエルの嘆き」すごく良かったです。
学生の頃試験やコンテストでよく聞いた曲でしたが、
ピアノとのバランスも絶妙で「スローカー節」全開でした。

ゾラさんの日本デビューのような印象も受ける今回のコンサートですが、
日本の芸能界でよくある、有名人が二世タレントを売り出すものではなく
確かに父親として暖かく見守っている雰囲気はありましたが
ステージの上では3人は完全に対等な音楽家でした。

全般的には、音楽のスタイルが統一されていて気持ちよかったです。
曲のバランスやスタミナのペース配分の良く考えられたプログラムでしたが、
年齢と戦いながらTb.を吹き続けるスローカーの姿にはぐっと来るものがありました。

次回の来日はスローカーTb.カルテットで2011年の11月だそうです。








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