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プチ・サンバ留学を終えて [Samba]

木琴屋さんに戻った私は、長年のライフワークであった
マリンバの編曲楽譜の出版にむけた作業にとりかかりました。
今日もファミレスでお手軽なランチの後、広い机で校正作業をしました。

ajisai.jpg いつの間に梅雨入り?

久しぶりの楽譜作業にだいぶ煮詰まりましたので少しお散歩。
五日市街道沿いのお店のそばには、玉川上水の遊歩道が整備されていて
紫陽花をみながらまったりと歩きました・・・

ポルテーラの偉大なメストリは、今日ブラジルに帰国されました。
最終日だけ仕事の都合で出席できませんでしたが、
それ以外は、浜松も含めワークショップにフル参加させて頂きました。

最初は浜松の夜の部だけに参加予定だったのですが、成り行きでお昼にも受講。
私はブラジル人のプレジデンチの元でサンバをやっている人なので
あまりにもプレイスタイルが違ったら、多く習ってもしかたないと思っていました。

ところが、Caixaのパターンこそ違っても、教えて頂くのはいつもと同じ内容!
私のエスコーラは小規模なので、今回ご指導頂いたボッサなどは特にやらないのですが
ポルテーラのバテリアは伝統的なスタイルを守っているので
年配のプレジデンチとも方向性が同じだったのは幸いでした。

「異国の人に自国の民族音楽を教える指導者」としての興味もありました。
ビギナーや初めてで楽器も持って来ない人にも、上手にご指導されていました。
間違ってもいいからとにかくやらせてみる!という事が大事なんですね。

長年謎だった、バテリアが上がってくる所の仕組みもわかりましたし、
クラシックの頭では混乱しがちな、スルド・プリメイラから始まって
前に進んで行く、ブラジル的な感じにもかなり慣れてきました。

お仕事柄、サンバを演奏したり指揮をするのがお上手なのは当然ですが
「教える」事に関して、打楽器指導者の私にも学ぶ事の多いワークショップでした。
連日ご一緒したサンビスタの皆様にもたいへんお世話になりました!!

最後にニロさんのお人柄について・・・

リオのエスコーラのメストリなんていうと、とても怖そうなイメージがありますが
受講された方はご存知だと思いますが、穏やかでとても優しい方でした。
レッスンがつつがなく行えるようにと、私が毎日楽器を提供した事にも
大変感謝を示して下さいました。

土曜日のキ・ボンでも、希望する女性と順々にガフィエラを踊ってあげたり
ライブ中は楽器を持っている受講生全員に、一人づつ一緒に演奏する機会を与え
花を持たせた器の大きさには参りました!

サインも写真もいつでもフレンドリーに対応し、質問された事には何でも答えて、
スマートに指導・演奏し、いつでもポルテーラのサンバ大使として凛としていた
とてもすばらしいメストリでした。

W.S.が終わると同時にアメリカの出版社から期限付きの校正提出の連絡があり
正直難儀な作業をやっていますが、喪失感を味わうことのないように
神様がそうしてくれたのかな、なんて思っています。
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