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リヒテルとペルルミュテール [作品研究]

18日(月)

桜の季節の臨時バイト体勢から、丸1日かけて平常モードにもどしました。
急に思い出して高校生の頃に研修をうけたTM(超越瞑想)をやってみたりして。
瞑想じゃなく妄想になってしまうかも(!?)と思ったけど、大丈夫でした。

19日(火)

出版用の楽譜作業再開。
今日はラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」のニュアンス付け。
You Tubeで沢山ピアニストの音源を聞きました。

ラヴェルの年代になると、本人の演奏のピアノロール音源が残っていたりもしますが、
昔「正統なラヴェル弾きだから」と進められてCDを買ったペルルミュテールと
リヒテルの演奏が違ったタイプで良かったです。

文献では、ラヴェルがスペイン王女の肖像画を美術館で見てインスピレーションが沸き
「王女が庭で古い宮廷舞曲のパヴァーヌを踊る様なイメージ」で作ったそうです。
自身の演奏は他の奏者に比べ、とてもテンポ設定が早く淡々としていました。

ペルルニュテールはソ連生まれのポーランド系ユダヤ人で、後に国籍をとりフランスへ。
作曲の意図や曲の解釈についてラヴェルから直接手ほどきを受けています。
印象派の流れを汲んで色彩豊かで、またとても穏やかな演奏です。

リヒテルはラフマニノフを弾いてる超絶技巧のイメージが強かったのですが
彼の演奏はテンポもゆっくり、しっとりとしていてとても沁みました。
タイトルと楽譜から「亡くなった王女に捧げる鎮魂曲」と解釈したのでしょうか?

マリンバの明るい音色でこの曲をしっとりと演奏するのは難しそうです。
もともと違う楽器の為に書かれたのだから当然ですけど、
最大限がんばってみようと思います。

今夜も春ごはん♪

takenokogohan.jpg 竹の子の炊き込みごはん&春野菜のサラダ






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