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巨匠の凄みを感じた [マリンバ]

「絶対に一度は聞いた方がいい」とすすめられてサントリーホールに出かけました。
伊福部昭さん(ゴジラの音楽等を担当した)作曲のマリンバ協奏曲
『オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ』を日フィルが演奏。
ソリストは、日本が世界に誇るマリンバ奏者安倍圭子先生、指揮は井上道義さん。

「演奏には体力を使う曲なので、先生の年齢を考えるとこの先あまり簡単には
聞けないかもしれないから、ぜひこの機会に!」といわれましたが
曲が始まると確かに難解なパッセージのつづく大曲でした。
大編成のオーケストラを背負っての演奏はたいへんエネルギーを消費しそうです。

そこは百戦錬磨の安倍先生の事
まず演奏そのものが素晴らしい上、さらに動きを伴って表現されるので、
一般の方も視覚をともなった音楽を楽しめたのではないかと思います。

そして、大きな会場でも楽器を鳴らしきるという技術が素晴らしかった。
ご使用のヤマハのマリンバは、オーケストラと一緒の大きな音も、
小さな音もちゃんと客席まで届いていて脱帽です!!!

鳴り止まない拍手に2曲ソロでアンコール演奏して下さいました。 
大曲を弾ききったあとですが、こちらも秀逸でした。
安倍圭子さんという人の凄さを再確認して会場を後にしました。

suntry-ichiba.jpg ホール前でやっていたマルシェ

余談ですが、私は初めて聞く伊福部先生の曲の中に「ゴジラ」を彷彿とさせる
メロディーが出て来るのではないかと、集中して聞いていました。
「ゴジラ」は登場しなかったようです。










タグ:コンサート
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